「レイアウトから考える使いやすいカスタムAppの設計·作り方を体験するワークショップ」を終えて

2024年11月15日にClaris カンファレンスにて、11月24日に札幌会場にてワークショップを開催しました。
その時のワークショップの内容や会場での雰囲気などをお届けします。


毎年秋に開催されるClaris カンファレンスで、弊社は
「レイアウトから考える使いやすいカスタムAppの設計·作り方を体験するワークショップ」を提供しています。
開発を始めたばかりで何からすればいいかわからない方にはもちろん、現在開発を行なっている方にも参考にしていただけるようなワークショップとなっています。


作成するアプリは毎回違い、今回は開催時期に合わせて、年末年始にふさわしいものとなるようにテーマを考えました。
その結果、テーマは『年賀状送信App』を作ろう!に決まりました。
スマホから簡単に新年の挨拶を送ることができるアプリです。
Claris カンファレンスのワークショップでは機能選定からレイアウトのイメージ作成までを行なってもらう予定となっていたので、それに合わせてスライドを用意しました。

ワークショプの準備は開始時間ギリギリまで行われました。
参加者によりわかりやすく、スムーズに参加してもらうために用意していたスライド内容を何度も確認しました。
会場もグループワークがしやすいよう机を4つの島に分け、5~6人のグループを4つ作りました。
これで準備万端。皆さまをお出迎えしました。


ワークショップの最初は概要とテーマの説明です。
ギリギリまで用意していたのが功を奏し、グループワークにスムーズに入ることができました。

グループの人たちはほとんどが初対面だったため、最初はあまり意見を出せない方がいらっしゃいましたが、どのグループも意見を取りまとめたり進行してくれる方が現れ、最終的には皆さん活発に意見交換を行い、渡したホワイトボードがどんどんアイデアで埋まっていきました。


最後はそれぞれのグループの成果発表です。
同じテーマでも全然違う内容となっており、こんな発想があったのか!と皆さま感心されたり、「なるほど」という声も聞かれました。


どのグループも個性豊かな発表となり、皆さんのご協力もあって、無事カンファレンスでのワークショップを終えることができました。


11月24日、東京でのClaris カンファレンスのワークショップの続きとして、札幌会場でワークショップを開催しました。
ここでは実際にFileMakerでアプリを作成していきました。

 

一つの機能を実装するにも皆さんそれぞれのやり方があり、議論は白熱していきました。
FileMakerは何通りものやり方で自由に開発ができるので、どの方法で開発を進めていくかを決めるのが難しいところ…

今回の参加者は長年開発してきた方も多く、それぞれの開発方法を聞かせてくださいました。
初心者として参加された方には貴重なお話だったと思います。

貴重なお話が多かったからこそ、なるべく多くの皆さんの意見を取り入れたいと考えました。
今回のアプリに適切な方法を選ぶのに苦労しましたが、適切な方法を決められたのではないかと思います。

 

方法が決まり、一台のマシンの画面を映し出し、みんなで一つのアプリを開発し、
なんとか時間内にアプリを形にすることができました!

 

これにて「レイアウトから考える使いやすいカスタムAppの設計·作り方を体験するワークショップ」の完了です。

 

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

 

東京でのClaris カンファレンスと札幌会場で行なったワークショップ。
多種多様な考えに触れることができて、とても有意義なものとなりました。
今回のワークショップを通じて、参加者の方たちにシステムを作る上での新しい選択肢をご提供できたのではないかと思います。
Claris カンファレンスでの初めてのファシリテーターということで緊張し、至らない点もありましたが、無事ワークショップを終えることができほっとしています。
これからも参加者の方により良い体験をお届けできるよう精進していきます!

今後もワークショップを定期的に開催していきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

山下 晴加